家族– category –
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「仲良しにならなくちゃ」と必死だった② ~本、「たった一人の弟」、『感傷的』という言葉~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 持ち主ではない母が弟に「シートン動物記」を貸している 小学生のある日、学校から帰ると、弟が床で本を読んでいる。 あれ?この表紙は・・・?見覚えがあるどころ... -
「仲良しにならなくちゃ」と必死だった① ~クッキー、プラ板~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 両親から言われた呪いの言葉のひとつに「兄弟仲良く」があったので、幼い自分は「とにかく仲良しにならなくちゃ」と必死だった。 友人宅で弟のためのクッキーをい... -
親からの呪いの言葉
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 子どものころから、家にはいくつかの「呪いの言葉」があった。「呪いの言葉」とは、相手を束縛したり苦しめたりするような否定的な言葉のことである。繰り返し使わ... -
ルールに統一性がないこと② ~弟のザッピングについて~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 弟はリモコンを持ち、テレビのチャンネルを次々と変える これも別記事で書いたが、私は子ども時代にテレビのチャンネルをいじることを禁止されていた。「子どもが... -
ルールに統一性がないこと① ~突然の呼び名変更~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 突然の呼び名変更 ~『おとうさま』『おかあさま』から『おとうさん』『おかあさん』へ~ 私の幼少時、両親の呼び名は「おとうさま」「おかあさま」だった。その... -
姉弟間の格差⑥ ~母の対応(声、言葉、パンの耳、映画)~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 声のトーンが全く異なる 父と異なり、母は「長男優先」というより、「末っ子がかわいい」という理由で弟を優遇した。 まず、青ねずみと弟ねずみに対する声のトーン... -
姉弟間の格差⑤ ~父の対応③(カメラ、顕微鏡)~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 おじいさんのカメラが弟に渡される 父が郷里に出向いた後、父方の祖父が使っていたという古いカメラを持ち帰ったことがあるが、それがまだ当時5歳ほどだった弟に渡... -
姉弟間の格差④ ~父の対応② (弟に優先して教えること)~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 父は優先的に弟に話しかける 父は、一般常識に欠ける部分もあったが、(偏りがありつつも)知識の量としてはかなりのものを持っており、蘊蓄を傾けるのが好きだっ... -
姉弟間の格差③ ~父の対応① (父は弟専属の遊び相手となる)~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 父は弟専属の遊び相手となる 幼少時、私はよく父と遊んだ。一人っ子時代、父が仕事から帰ると、私は大喜びで 「さあ遊びましょう!」 と言って父を迎えたらしい。... -
姉弟間の格差② ~家庭内カーストの変化②(恐竜展、テレビ)~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 弟の好きな恐竜展が家族のイベントになる 弟は幼児期、恐竜に夢中になった。父は張り切って、弟に恐竜の本を買い与えた。恐竜展のような催し物があると、それが家...