2025年6月– date –
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自分の部屋がないという問題① ~パーソナルスペースについて~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 弟が生まれ、少し大きくなると、まず困惑したのは、距離感であった。何をしている時でも、くっついてくる。つきまとってくる。 自分も子どもだったので、的確に表... -
弟が生まれたことによる変化、「お姉さん」と呼ばれること
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 「青ねずみと弟ねずみ、どっちがかわいい?」 ここからしばらくは、弟が生まれてからの話が続く。 私が4歳半の時、弟が生まれた(弟と私は学年で5つ違いとなる)。... -
女性性器とバストのサイズについて ~あと少し説明があったなら~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 自分の性器の形が変だと思い込んでいた話 幼少時のある日、母が私の陰部をみて金切り声をあげたのをよく覚えている。 「なにこれ!? 青ねずみ! あなたこういう... -
近視は禁止 ~娘には欠点があってはならないということ~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 失明の恐怖 ~近視の果てに失明すると信じ込まされていた幼少期~ 両親二人とも近視だったので、私が小学生の頃に近視になったとしても、まったく不思議なことで... -
ASD父の特殊な躾(とくに、テレビについて)
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 私の父は、とにかくこだわりが強く、偏屈で、頑固だった。そして、ひどく物好きだった。あとから思えば、ASD (自閉スペクトラム症)そのものであった。このこだわ... -
普通であることへの憧れ ~敬語、友人たちや親戚たちの中で~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 敬語で話すという躾 ~年若いバイリンガル~ 父の教育はかなり独特で強烈だった。私が最初に覚えた言葉は敬語であったし、両親の呼び名は「おとうさま」「おかあ... -
もうひとつのかぐや姫症候群!? 親心または欲望の始まり
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 もうひとつのかぐや姫症候群 「幼少時、どんなふうに育てられたか」という質問には、毒親とか虐待とか搾取子とかの言葉を用いると手短に語りやすい。弟との関係性... -
最も古い記憶 ~愛され守られた、幸せな記憶~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 最も古い記憶は、2~3歳の頃の幸せな記憶 私の最も古い記憶は、2~3歳の頃のことだったと思う。そのころは、弟がまだ生まれていなかったので、私は一人っ子だっ...
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