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姉弟間の格差① ~家庭内カーストの変化①(雛人形、チーズケーキ)~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 家庭内カーストの変化(搾取子・愛玩子) 弟が生まれてから、家庭内カーストが大きく変化した。具体的には、青ねずみの立ち位置が大きく最下位に落とされた。 弟に... -
自分の部屋がないという問題⑤ ~本が読めなくなった話、夏休みが台無しになった話~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 集中力をそがれ、本が読めなくなる 小学校中学年頃まで、私は読書が大好きだった。ドリトル先生、赤毛のアン、偉人の伝記物etc・・・。本の世界に没入し、その世界... -
自分の部屋がないという問題④ ~ゴミ箱、鼻歌、耳かき~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 激昂した父にゴミ箱を壊される 私は、自宅の自分の机の横にゴミ箱を置いていた。プラスチック製の、蓋のない、円筒形に近い形のゴミ箱で、オレンジ色の花柄のプリ... -
自分の部屋がないという問題③ ~部屋を与えない言い訳、弟による監視~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 部屋を与えない言い訳!? 小学生時代から、ずっと自分の部屋を欲しがっていたが、部屋は与えられなかった。狭い平屋であったので、しかたない話ではあったのだが... -
自分の部屋がないという問題② ~危険で悲しい理不尽なできごと~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 危険で悲しい理不尽なできごと 私が小学校高学年の頃のできごと。弟は当時5〜6才だったはず。 ある休日、自宅でのことだ。 私が自分の学習机で一人で本を眺めてい... -
自分の部屋がないという問題① ~パーソナルスペースについて~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 弟が生まれ、少し大きくなると、まず困惑したのは、距離感であった。何をしている時でも、くっついてくる。つきまとってくる。 自分も子どもだったので、的確に表... -
弟が生まれたことによる変化、「お姉さん」と呼ばれること
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 「青ねずみと弟ねずみ、どっちがかわいい?」 ここからしばらくは、弟が生まれてからの話が続く。 私が4歳半の時、弟が生まれた(弟と私は学年で5つ違いとなる)。... -
女性性器とバストのサイズについて ~あと少し説明があったなら~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 自分の性器の形が変だと思い込んでいた話 幼少時のある日、母が私の陰部をみて金切り声をあげたのをよく覚えている。 「なにこれ!? 青ねずみ! あなたこういう... -
近視は禁止 ~娘には欠点があってはならないということ~
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 失明の恐怖 ~近視の果てに失明すると信じ込まされていた幼少期~ 両親二人とも近視だったので、私が小学生の頃に近視になったとしても、まったく不思議なことで... -
ASD父の特殊な躾(とくに、テレビについて)
幼い頃の記憶を少しずつ綴っています。読んでくださる方の心に、何かが届くことを願って。 私の父は、とにかくこだわりが強く、偏屈で、頑固だった。そして、ひどく物好きだった。あとから思えば、ASD (自閉スペクトラム症)そのものであった。このこだわ...